2005/06/23

グリム童話『ミリー -天使にであった女の子のお話ー』(ヴィイルヘルム・グリム・原作/モーリス・センダック・絵/神宮輝夫・訳)(ほるぷ出版)

ミリー

 山猫編集長さんのブログ【号外】やまねこ新聞社で紹介されていた絵本『ミリー ―天使にであった女の子のお話―』を読みました。

 絵の美しさと物語のすばらしさと翻訳の日本語の美しさ・・・芸術性の高い絵本に感動しています。>bk1

時間と死を超えた愛の物語

  『ミリー ―天使にであった女の子のお話―』は、1816年、ヴィルヘルム・グリムが母を亡くしたミリーという少女に宛てた手紙に添えられた物語です。ヴィルヘルムは兄のヤーコプと共にグリム童話の収集家として知られています。

 ヴィルヘルムの手紙は、小川を流れる花と夕ぐれの山を越えて飛んでゆく鳥をモチーフとした詩的で美しい文章で綴られています。ミリーの家族が所有していた物語が売却され、1983年に出版社の手に渡ったことから、すぐれた絵本作家モーリス・センダックとの出会いがありました。5年がかりで描かれたというセンダックの渾身の絵が添えられています。

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