2008/03/30

絵本・ガーデニング・手作りの生活 ― 夢を追い続ける幸福 ターシャ・テューダー展

 松屋銀座で開催されているターシャ・テューダー展を観て来ました。NHKで放送された画像を通して見るのと違って、ターシャ・テューダさんが着ている洋服や使っているティーカップやお皿などの食器類、手作りの蝋燭やキルト、手書きのレシピなど現物を見ることができて、ターシャ・テューダーさんの息遣いが感じられるようでした。ターシャ手作りの洋服は、もし、同じ服が売っていたら、自分でも着てみたいなと思うくらい、縫製も丁寧で、可愛くて、上品で、センスが良かったです。

 コーギビルシリーズをはじめとして絵本の原画を見ることができたのが何よりうれしいことでした。

 絵本の世界で、そして、ガーデニングの世界で、夢をあきらめず、実現したターシャ

 ガーデニングからターシャを知る人、絵本からターシャを知る人・・・展示会に来ている方の年齢層が高いことを感じましたが、ターシャの世界に浸って、少女の頃の夢見る心を取り戻せたような気がします。

 すぐ近くの銀座三越では、MOOMIN PREMIUM COLLECTION in GINZAが開催中、たくさんの種類のムーミングッズが販売されている他、原作のムーミンの世界を味わうことができる作品の展示もあり、夢見心地の時間を過ごしました。

 会期:2008年3月19日(水)~31日(月)

 会場:松屋銀座 8階大催場 (中央区銀座3-6-1)

 開場時間:10:00~20:00

 詳細は、こちらです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/05

気分転換にいかが?! 「喜びは創りだすもの~ターシャ・テューダー四季の庭」

 ちょっと落ち込んだとき、気分転換に観るのが、NHKで放送され好評を得たハイビジョン番組のDVD(未公開映像付き)です。愛蔵本とセットになっていますので、映像と写真と文字を通して、ターシャの美しい世界を堪能することができます。

アメリカの絵本作家として、また、園芸家として世界的に有名なターシャ・テューダーの庭が初めて映像化されました。

ターシャは今年で90歳。67年に及ぶ作家生活で100冊を超える絵本を手がけています。アメリカ北東部のバーモント州で、19世紀の生活様式を実践しながら、1972年以来、30万坪(東京ドームの20倍)もの広い土地で、理想的な庭を作り上げて来ました。

世界中の園芸家があこがれるターシャの庭は、ターシャが57歳になって手がけたもの。33年かかって作り上げられた庭をターシャ自ら「地上の楽園」と呼んでいます。

続きを読む "気分転換にいかが?! 「喜びは創りだすもの~ターシャ・テューダー四季の庭」"

| | コメント (6) | トラックバック (5)

ターシャ・テューダー『コーギビルの村まつり』(メディアファクトリー)

 コーギビルは、アメリカの絵本作家ターシャ・テューダーが描いた想像上の世界です。
 ニューハンプシャーの西、バーモントの東にある村で、教会とホテル、郵便局と雑貨店、それに戦争記念碑があって、コーギ犬と猫とウサギとボガートが住んでいます。
 ボガートは、スウェーデン生まれのトロルという妖精の一種、オリーブ色の体に水玉模様のあるあやつり人形のような陽気な妖精として描かれています。

続きを読む "ターシャ・テューダー『コーギビルの村まつり』(メディアファクトリー)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ターシャ・テューダー『ローズマリーは思い出の花』(メディアファクトリー)

 左ページにはターシャ・テューダーのイラスト、右ページには美しい縁取りが施された書き込み可能なカレンダーと続く「メモリーブック」形式の絵本です。
 カレンダーには曜日が入っていませんので、どの年でも書き込みがが可能となっています。

 ターシャのイラストには、エミリー・ディキンソンに始まり、イエーツやエマソン、ジョン・ラスキンらの言葉が引用として、ひと言ずつ添えられています。いずれも洞察に満ちた魅力的な言葉で、ターシャのイラストとともに深く味わうことができます。

続きを読む "ターシャ・テューダー『ローズマリーは思い出の花』(メディアファクトリー)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ターシャ・テューダークラッシックコレクション(メディアファクトリー)

 アメリカで最も愛されている絵本作家、そして、園芸科として世界的に有名なターシャ・テューダーは、1938年に23歳で処女作『パンプキン・ムーンシャイン』(Pumpkin Moonshine)という絵本を出版して以来、60年以上の長い年月に及ぶ創作活動を続けています。

 2001年~2002年にかけてメディアファクトリーからターシャ・テューダーの初期の傑作11冊が「ターシャ・テューダークラッシックコレクション」として内藤里永子さんの翻訳によって出版されています。

続きを読む "ターシャ・テューダークラッシックコレクション(メディアファクトリー)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ターシャ・テューダー『ホワイト・グース』(メディアファクトリー)

 夜と夜明けの間にうっすらと射す月明かり、霜が降りて、草原は銀色に輝いています。牛飼いの少年ロビンにとって、暖炉の火が暖かい家に帰る時間が近づいて来ました。お母さんが朝ごはんを作って待っています。牛を呼ぶロビンの声がこだまして、霧の中で呼び返す声が響いた時、一羽の白い雁が月明かりの中に消えるのが見えました。

続きを読む "ターシャ・テューダー『ホワイト・グース』(メディアファクトリー)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ターシャ・テューダー『もうすぐゆきのクリスマス』(メディアファクトリー)

 丘をたくさんこえた、そのまた向こうにねずみたちが走り回り、壁にきつつきがたくさん穴を開けている古い古い家がありました。

 古い家に住む子どもたちセスとべサニーとマフィンは、クリスマスが近づいている静かな冬の夜、暖炉の火でリンゴを焼き、おばあさんの昔ばなしに耳を傾けています。おばあさんの声とともに聞こえてくるのはねずみの足音。

 クリスマスがくるまで、子どもたちは学校や家や自然の中でどのように過ごすのでしょう。森の小みちやウィンスロップの丘や小川でにぎやかに遊んでいるうちに季節は少しずつ移ろってゆきます。

続きを読む "ターシャ・テューダー『もうすぐゆきのクリスマス』(メディアファクトリー)"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

(ターシャ・テューダー)『パンプキン・ムーンシャイン』(メディアファクトリー)

 ハローウィーンの日に、コネティカットのおばあちゃんの家に遊びに来ている小さな女の子シルヴィー・アンは、かぼちゃちょうちんを作るために、りっぱにまるまるとふとったかぼちゃを探しに丘の上の畑に向かいました。
 おともは犬のウィギー。はぁはぁ息を切らしながら丘を登ると、刈り取ったとうもろこしの間に見事なかぼちゃが見えました。まるまると太ったかぼちゃは重くて持ち上げることができません。シルヴィー・アンは雪だるまを作る時の要領でかぼちゃをころがしてゆくことにしました。
 ところが、丘の端まで来て、下り坂が始まると、かぼちゃはころがりはじめました。ぼん!ぼん!ぼ、ぼーん!はずみをつけてころがってゆきます。やぎやにわとりやがちょうを驚かせ、どんどんころがる大きなかぼちゃ。

続きを読む "(ターシャ・テューダー)『パンプキン・ムーンシャイン』(メディアファクトリー)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ターシャ・テューダー『クリスマスのまえのばん』(メディアファクトリー)

 『クリスマスのまえのばん』は、神学者、そして、文筆家であるクレメント・クラーク・ムーアが、自分の子どもたちのために、オランダの伝承とそのお祭りを元として作ったA Visit from St. Nicholasという詩にターシャ・テューダーがイラストを添えた絵本です。

 原詩は、今から180年ほど前のアメリカで発表されて以来、「八頭立てのトナカイに乗ってやってくる小人のサンタクロース」というイメージが定着したと言ってもいいほど有名な詩です。

続きを読む "ターシャ・テューダー『クリスマスのまえのばん』(メディアファクトリー)"

| | コメント (4) | トラックバック (1)